【追加記事】個別銘柄 2193 クックパッド Ver.2

前回記事はこちら

前回記事ではクックパッドの事業とクックパッドマートに関して説明しましたが、少し動きがあったので追加記事にします。

目次

ファミリーマートとの提携

クックパッドマートのおさらいから

クックパッドマートは、ピックアップ型生鮮のECであり、現時点では有力な競合がいないことでマーケット関係者が注目をあつめ、株価が動き始めていました。
ピックアップ型というのは、消費者の自宅までは配送せず拠点に配送し、拠点へは消費者がピック(取りに行く)しにいく形態のことです。

さて、今回ファミリーマートをステーションとするという発表がありました。
ファミリーマート×クックパッド クックパッドマートの生鮮宅配ボックス「マートステーション」を本格展開へ~東京都・神奈川県の70店舗に設置~

前回記事でも説明しましたが、この事業が拡大するために重要なのは受取場所(マートステーション)の確保であり、具体的にはコンビニと組めるかどうかが重要になるとお話しました。そして、今回ファミリーマートとの提携が発表されたので、いったんは一安心と言えるでしょう

今後のターゲティング

個人ごとですが、前回のブログ投稿からここの持ち高は大幅に減らしました。

・近所のクックパッドマートに最初は2台設置された機械が1台に減らされた
・自分でも使ってみているものの、他の利用者は少なそう

という実体験に基づく理由からです。

近所のコンビニでマートが展開されるか分かりませんが、引き続き情報収集しつつ有望そうであれば再度買い増しも検討しようと思います。

さて、今後の利用者増にあたり、クックパッドのターゲットが明確でない、もしくはターゲットを見誤っている気がします。
コロナの真っただ中ではスーパーに行かないというのが価値になりましたが、今となってはスーパーを避ける人はかなり少数になると思います。

となると、ターゲットを通常の食品を買う人にするだけでは厳しいと考えています。(今どきのスーパーは夜遅くまでやっていますので)

具体的には、スーパーには置いていないような少し珍しい食品や高価な食品、お買い得品など手に入れられない商品を、ECと違って少量でも送料無料になるみたいなサービスにすべきかなと思います。
(例えば私だと珍しい野菜や生ホルモンとかを注文したりしました)

要はロングテールの商品販売を今まではECが担ってきましたが、送料の関係でどうしても高くなるというデメリットがありました。そこを解消しにいくというのがクックパッドマート事業の勝ち筋になるのではないかなというのが個人的な見解です。

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