昇格・給料の話 野村證券のケース

2020年8月20日

とりあえず興味を持ってもらえそうなことを色々と書いてましたが、給料について書いてませんでした。

野村證券の場合、

入社から3年は初級職

その後の3年は業務職

その後の6年は指導職

といった役職になり、給料のベースが決まります。
ちなみに、年数が経ったら誰でも昇格するわけではありません。

また、ボーナスについては各職位ごとに評価テーブルがあり、
そのテーブルによって金額が決まったり、昇進に影響していたと記憶しています。

最初は3段階、次は5段階、次は8段階という感じでレンジも増えていき、
入社から順調に仕事ができているひとは、3、5、8で来てるから順調だねと評価されたりします。

業務職になれない人は滅多にいませんが、たまに病気なんかして休んでたり、育休とかに入ってると上がらないケースはあるみたいです。

以前は指導職に上がるのも簡単で、男性社員はみんな上がれてました。

ただ、ここ数年で厳しくなり始めており、4割くらいの人は上がれず、もう一年チャレンジみたいな感じになってきてます。

これからも厳しくなるでしょうね。

逆に女性(転勤が限定的)は出世しやすくなっており、以前と比べると昇格する人が増えています。
前は指導職になる女性は珍しいくらいの割合でしたが、今は結構増えていると思います。
数えたわけではないので肌感です。

そして、課長になるのはなかなか大変です。
最短で課長になった人は、一線で課長になったみたいに言われます。

まぁまぁエリートという扱いですね笑

とは言え、指導職の残業代込みと課長の給料にそこまで大きな差がないことや、近年の細かい管理業務の増大を受けて、課長を増やす方向に動いているらしいです。

さて、これらを踏まえて給料の話をします。

とは言え記憶も曖昧で、記録を見るのも面倒なので、正確性は保証しかねますw

初級職
入社時20万、その後2万ずつベースが上がりました。
今は25万くらいなのかな?
羨ましい。。。

加えてボーナスが毎年5月に出ます。

3月末に在籍していた人が対象で、その年の業績や個人成績が反映されます。

1年目のボーナスを2年目の5月にもらう感じです。
1年目で90万、2年目で150万、3年目で200万くらいだったかな?
最初はキャッキャと同期内で見せ合いますが、どんどん差がついてくるので、あまり話さなくなりますw

若手証券マンって給料が良いイメージですが、ボーナスを除くとわりと薄給です。

スーツとか革靴なんて外交と飲み会でボロボロになるし、みんな生活しんどいです。

業務職になると給料が30万代になり、ボーナスもそこそこ出るので、大体年収が700〜800万くらいになります。

最近はホワイト化して、時短になってきてるので若干減る傾向にはありますね。

そして指導職になると、大体800万から1100万くらいの年収になってきます。

ボーナスと評価が連動するので、かなり開きが大きくなってきます。

まぁ下でも800万くらいもらえるいい会社ですが笑

課長になるとベースで80万くらいあるので、ボーナスも合わせると1100万〜2000万くらいになります。
もっともらってる人もおそらくいますが。

一回課長なると降格はないので、後は上を目指すもよし、出世を諦めてしがみつくのもよしです。
ビックリするぐらい何も出来ない管理職ってたくさんいます笑

ボーナスの話のついでに評価についても触れておきます。

評価対象となる成績は、

手数料

資金導入

の2つがメインでした。

手数料は言わずもがなですよね。

資金導入とは預かり資産がいくら増えたか、つまりどれたけお金を出させたかですね笑
稼ぐだけじゃダメということを評価では謳ってるわけです。
後は最近だとストック収入がどれだけ増えたかも重視されます。

ストック、つまり何もしなくても入ってくる収入のことです。
要は、投信やファンドラップみたいな管理費のかかるものを買えよって言ってます。

一般的にハイリスクな投信は信託報酬も高いので、

ローリスク

ハイリスク

へと資産が変化しがちなのが最近のトレンドです。

他に評価指標として、若手だと新規開拓の件数が見られたりという感じですかね。

眠いのでこの辺で!

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