野村證券(野村HD)のリクルーターについてもらう方法

野村證券にどうしても入りたい!という人にとっては、リクルーター経由で推薦してもらっての就職活動はかなり有利です。
そこで、概要とリクルーターについてもらう方法について紹介したいと思います。また、他の企業(特に経団連加盟)も就職活動解禁前の活動として似たことを行っているので、参考になると思います。

野村のリクルーター制度についてはこちらの以前の記事もご参考に
(上記記事は主にどんなことをしているかの紹介です)

目次

概要

リクルーターといっても会社によって若干やることは異なりますが、基本的には採用活動のために実施する活動の一環であり、優秀で採用したい学生の募集・囲い込みを行う人というのが一般的だと思います。

私が優秀かどうかはさておいて、私もリクルーター経由で入社しました。
当時でいう全域型という主に男性がメインの全国転勤ありで採用された人のうち、
肌感覚としては半数ぐらいはリクルーター経由で入社していた気がします。

リクルーターは各大学に1名くらいの割合で配置され、
学生に接触することで会社に応募してもらうことを狙うと同時に、
社員紹介と称して何名かの野村マンを紹介します。

その野村マンが各学生を評価していき、
最終的にリクルーターが推薦する学生を決定します。

その学生は4月1日~3日くらいの間に本社に呼ばれて、(解禁が4月だったので)
初日に3名くらいと面接した後、握手して内定という感じです。

事前に実質の採用活動を兼ねているので、
リクルーターの推薦はほぼ100%内定をもらえるといっても過言ではありません。
また、推薦がもらえなくても一般で応募できるので、チャンスが2回に増えます。
(ちなみに推薦とはっきりとは明言されません)

リクルーターについてもらう方法

就職サイトで野村證券を登録

まず最初は、特に何かを行うわけではないですがあらゆる就活サイトで野村證券を興味あるリストに早い段階で入れておきましょう。実は、これだけでも連絡が来ます。
(私は登録したら鬼電がかかってきました笑)

年によって方針は変わりますが、一定の学歴の大学や体育会系の学生を多めに採用するという傾向は基本的にそんなに変わりません。
方針というより、結果的にそうなるという部分はあるかもしれませんが。

さて、野村のリクルーターは活動時期が近くなると、移動のタイミングで営業店などから人事部付きのリクルーターという辞令が発動されます。
その際、だれがどの大学をメインで担当するかが決まりますが、出身大学などのケースもあればそうでないケースもあります。

リクルーターというのは、最低何人採用みたいなノルマめいたものがあり(今は分かりませんが)それに向かってまずコンタクトをとれる学生を増やしていきます。

その手っ取り早い方法が就活サイトです。
ちなみに、初期は就活サイトも使いますが、ある程度コンタクトとれる学生が増えると
選考フェーズに移ってくるので、登録は早いに越したことはありません。

同級生・先輩・後輩からの紹介

さて、次は身近な人からの紹介によるケースについて説明します。
学生と接触できたリクルーターは、周りでも興味ある人があれば
紹介してねと言ってくることが多いです。

そうやって、ある程度学生の持ち駒を増やしていくわけです。
なので、周りの人で野村のリクルーター(あるいは社員を紹介された)
みたいな人がいたら紹介してもらえないか聞いてもらいましょう。

これも選考が進み始めると難しくなってきますが、
初期であれば紹介してもらえる可能性はかなり高くなります。
ちなみに大学が違うと結構ハードルはあがりますが、
自分のほうが高学歴な大学であれば可能性はそれなりにあると思います。

また、内定者に紹介を依頼するケースも多く、
そういった意味で先輩や後輩の内定者にも声をかけておくとよいでしょう。

私の場合、京都大学で学部卒で野村證券に就職しましたので、
実際に就活を行っていたのは主に3回生の時でした。
内定後に、院生の先輩や学部の後輩を紹介したところ、
コンタクトをとっていたので周りで就職した人などはぜひチェックしつつ、
声をかけておくとよいでしょう。

先輩社員からの推薦

いままでは主に大学関係のコネクションでリクルーターとのコネをつくる方法を紹介してきましたが、今度は社員からの紹介について書いていきたいと思います。

まず、最初に断っておくとこのルートは難易度が少し高く、運も必要となります。
一方、そもそも自分の大学にはリクルーターがついていないケースなどでも有効になるので、どうしても入社したい場合はこのルートが一番現実感があります。

まず、OB訪問でも部活やサークルの先輩でも、だれでも良いので社員の方とつながることから始めます。この際、あまり若手すぎても効果がないので、できれば中堅以上の社員と知り合いになれるよう意識するとよいです。いなければ、若手の方に話を聞いた後に、もう少し長く働いている人の話を聞きたいから紹介してもらえませんかとお願いするのもありだと思います。

さて、そこでただ話を聞くだけでなく、実際にリクルーターまで話をつないでもらう必要があるのですが、それがなかなか大変です。

運よくその年のリクルーターの人と知り合いとかであればよいのですが、そのケースは滅多になく、そもそもだれがリクルーターかも知らないことがほとんどです。
また、リクルーターが決まっていない段階だとそもそも紹介しようがないですし、遅すぎても手遅れになります。なので、できるだけいろいろな人の話をしつつ、こまめに連絡を取っておく必要が出てきます。
(ちなみに営業マンであれば、就活のためと分かっていてもこまめに頑張る若者を応援したくなると思います笑)

特に付き合っていきたいのは、
過去に人事部にいた、もしくは人事部に知り合いがいる人
成績優秀な人です。

リクルーターは成績優秀な人が選ばれることが多いのですが、
だいたい成績優秀者同士は横のつながりや年次が違っていてもお互いを知っているので、
非常につながりやすくなります。

そんな感じでしっかりと人脈をつくりつつ、
時にはハッキリとリクルーターを知っていれば紹介してほしいことなど伝えていきましょう。

親族等からの推薦

ここからは少し裏技的ルートになります。
知り合いで野村と取引している人からの紹介ルートを使うというものです。

自分の親やおじいちゃんが野村に大金を預けていないか確認してみましょう。
基本的に数千万じゃ厳しいので、億単位が望ましいです。

あるいは、親戚の勤めている企業が野村と取引していないか聞いてみましょう。
企業の担当者からの紹介であれば、なかなかむげにできませんので、
少なくとも話を聞く機会はできます。

私が野村に在籍していた時に、取引先企業の財務担当の子供が特例で支店見学にきたり、みたいなことが何度かありました。
また、親が野村の大手客という女性社員は結構たくさんいます。

野村とある程度の取引している知り合いに紹介をお願いすると、
知り合い→野村の担当→支店長・部長
のような形で報告があがります。

支店長・部長クラスになるとかなり権限もつよく、人事部にも顔が利くので、
なんらかの形で取り計らってくれることが多いです。

まとめ

さて、今回はリクルーターについてもらうための方法について紹介しました。
どれも決して簡単な方法ではないですが、このくらいやる覚悟がない人ははっきり言って野村證券には向いていないと思いますし、コンサルなどでもこのくらいの気合はよく必要になります。
先が明るいとは言えないかもしれませんが、入社すれば30歳1,000万はほぼ確実で、転職マーケットでの市場価値もあがるので、目指してみてはいかがでしょうか。

リクルーター関連記事はこちら

良ければクリックをお願いします!


ブログランキング・にほんブログ村へ